末永ゆかりの日記 (浜田聡参議院議員秘書)

浜田聡参議院議員公設秘書。

UAゼンセン主催 12/3(木)開催 コロナ禍における実態調査 緊急報告集会(カスタマーハラスメント)に参加しました

先週のお話ですが、UAゼンセンが主催されている、12/3(木)開催 コロナ禍における実態調査 緊急報告集会(カスタマーハラスメント)に参加しました。浜田聡参議院議員のもとへご案内が届き、私自身興味があったので、浜田議員へ事前承諾頂いた上で参加しました。

私はもともと人材業界での勤務経験が長く、また人事採用マネージャー経験もあるため、労働問題全般にはとても関心があります。

労働法、働き方改革派遣社員や有期社員等雇用形態による問題、サービス残業、テレワークを推奨し起きている様々な問題、様々なハラスメント問題、人材不足、採用面接時の問題、OJT等の受け入れ問題、採用計画と現場との乖離、中間管理職不足、産休育休問題、評価査定制度の問題など・・・労働関連の問題は挙げればキリがありません。様々な企業の多様な問題を見てきました。

 

カスタマーハラスメントは新型コロナウイルスの影響が起きる前から問題視されていました。

www.sp-network.co.jp

急増するカスタマーハラスメント。半数以上が「最近3年で増えている」
マニュアルを作成しているのはわずか3割。8割以上が「業務に影響あり」
半数以上が「休職・退職リスク」につながると回答

カスタマーハラスメントが起きることで企業の業務へも悪影響が出たり、精神的なダメージから休職・退職へ繋がるケースもあります。

先日、障がい者雇用関連の資料に目を通していましたが、精神障害者の増加が特に顕著でした。これはあくまでも個人的な予測で、直結させるほどではないかもしれませんが、カスタマーハラスメントに限らず、ハラスメントの問題を放置してしまうと、精神疾患を患ってしまう方が増えてしまうという、良くない流れが起きる(起き始めている)のではないでしょうか。

www.mhlw.go.jp

図表1-1-2 障害者数の推移(図)

 

話を戻します。

UAゼンセンのHPに、先日参加した際に頂いた資料と当日の様子がUPされていましたので、ご紹介します。

uazensen.jp

◆UAゼンセンとは

uazensen.jp

また、厚生労働省のHPを見ると、来年度の予算にカスタマーハラスメントを含めた予算案もUPされていました。ハラスメントは深刻な問題になっています。

https://www.mhlw.go.jp/wp/yosan/yosan/21syokan/dl/gaiyo-14.pdf

f:id:Suenagayukari:20201210133413p:plain

調査資料の中を見ると、「暴言」が圧倒的に多いです。

 

私はこの話を聞き、支援策の必要性を感じると共に、カスタマーハラスメントを起こさないよう、自らの感情をマネジメントするという視点も重要ではないかと思いました。

私もファシリテーターとして資格を有している一般社団法人アンガ-マネジメント協会では、必要なときに上手に怒り、不要なときは無駄に怒らないようになるためのノウハウなどを広めようと活動をしています。私自身は、講師業でガンガン稼ぐというより人材業界に携わる身として、また自らのステップアップとして資格を取りました。自分の怒りの感情とは、うまくつきあっていく必要があると思っています。

www.angermanagement.co.jp

 

話を戻しますが、カスタマーハラスメント含めたハラスメント問題については、厚生労働省の今後の取組みに期待しながら、注視していきたいと思います。

 

最後までお読み下さり、ありがとうございました。