末永ゆかりの日記 (浜田聡参議院議員秘書)

浜田聡参議院議員公設秘書。

サンセット法案の要望(諸派党構想・政治版)

少し前ですが、サンセット法案を作成してほしいと要望を受けました。

 

サンセット条項とは

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%82%BB%E3%83%83%E3%83%88%E6%9D%A1%E9%A0%85

※一部抜粋※

サンセット条項(サンセットじょうこう)とは、一部の法律計画、取り決め、規制、協定などのルールにおいて、あらかじめその適用期間を定める条項のこと。「サンセット」は比喩的な用法で、「終わりの日へのカウントダウン」を意味する。ルールの条文にこの条項があると、期限までに延長の手続きが行われない限り、定められた期日で自動的に失効するため、一定期間においてルールの必要性について見直しを行うことが多い[1][2]。特にアメリカ合衆国の法律においては行政官庁の肥大化を防ぐなどの理由により、1980年レーガン政権樹立後に「サンセット法」が急速に普及した[3]

 

つまり、規制を減らしていくうえで、一つの選択肢となる考え方です。

諸派党構想政治版に基づき、早速日本においてサンセット条項の検討ができるか、現状サンセットに似た仕組みがあるかどうか確認してみました。

すると、いわゆる「サンセット」については、政府の規制改革の一環として「規制改革実施計画」が行われている事がわかりました。

◆令和3年6月18日閣議決定

https://www8.cao.go.jp/kisei-kaikaku/kisei/publication/keikaku/210618/keikaku.pdf

 

この「規制改革実施計画」に基づいた具体的な成果について内閣府へ質問したところ、下記の回答を得られました。

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規制改革実施計画(平成26年6月24日閣議決定)に基づく、いわゆる「規制レビュー」の取組については、規制所管府省において「規制シート」を段階的に作成・提出することとされ、これまでに合計380件が提出されています。
(掲載URL)
https://www8.cao.go.jp/kisei-kaikaku/kaigi/review/review.html
令和元年6月以降については、規制改革実施計画(令和元年6月21日閣議決定)において、「今後、行政機関が行う政策の評価に関する法律(平成13年法律第86号)に基づく仕組みの下で一元的・継続的に把握されるべき」とされたことから、内閣府規制改革推進室としては特段の取組を行っておりません。

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サンセットの場合「見直した結果現在の規制が継続される」という選択も可能なため、「適切に見直しが行われているか」という点が非常に重要であると思います。無駄な規制をなくすという観点からであれば、日本の場合は浜田聡議員が検討を進めている「2対1ルール」のほうが馴染みやすいかもしれません。

youtu.be

 

2対1ルールについては、いくつか参考となりそうな記事リンクを貼付けます。

smart-flash.jp

sakisiru.jp

sakisiru.jp

 

サンセット法案の要望を頂いた方には、上記回答を共有させて頂きました。

ご要望くださった方、ありがとうございました。

 

他の方もご提案ご要望などありましたら、お気軽に末永までご相談ください。

忙しいと時間がかかるかもしれませんが、一つずつ対応させて頂きます。

様々な方のご意見を元に、活動が広がっていく事を期待したいです。