末永ゆかりの日記 (浜田聡参議院議員秘書)

浜田聡参議院議員公設秘書。

【NHK問題】通常の手続きが困難な障害者に対する合理的配慮がされていない?!

NHK党へ以下相談が寄せられました。

 

【相談内容】

脳梗塞により半身が不自由な生活保護受給者です。

NHK受信料の免除を受けようと、NHKの障がい者専用ページから問い合わせたら、NHKから酷い回答が来ました。

 

<お問い合わせ内容>

私は脳梗塞で左半身麻痺で声も出ずらい体で、2022年から大阪市生活保護で生活している(50代男性)です。NHKから封書で受信料請求が届き電話での問合せ番号が一般回線しか記載が在りません。電話回線はお金の都合上、携帯しか無く生活が苦しく通知料金が高く掛るので、掛けれません。フリーダイヤルかインターネットでの受信料免除の手続は出来無いのしょうか?

役所のケースワーカーさんでの対応は出来無いでしょうか?教えて下さい。

<お問い合わせに対する回答>

さて、NHK放送受信料免除基準の適用条件に該当されましたら、自治体の窓口でお手続きお願い致します。申請書は自治体の窓口にあります。

※なお、NHKホームページのNHKオンライン「受信料の窓口」に免除についての詳しい説明などありますので、是非ともご覧下さい。(NHKホームページ⇒「受診料の窓口」⇒「受信料免除の対象となる方」)

 

NHKでは、今後ともみなさまにお楽しみいただける充実した番組をお届けするよう

努めてまいります。引き続きご支援を賜りますようよろしくお願い申しあげます。

 

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上記相談を受けて、NHK経営企画局へNHK党浜田聡事務所より質問をお送りしました。

【質問内容】

  1. 相談者は上記回答をNHKから受けて、免除の申請ができないとお困りですがこの場合どのような対応をしてくださるのか教えて頂けますでしょうか。
  2. 上記相談は直近での出来事のようですが、この内容は事実でしょうか。事実の場合障害者に対する合理的配慮に欠けている対応ではないかと思いますが見解を教えてください。
  3. 障がいがあるという理由で通常の受信料の免除手続きなどが困難な方に対して、NHKはどのような案内をしているのか、相談者の事例の他視覚障害者や文字が読めない知的障害者等、障害別に具体的な方法を教えてください。
  4. 相談事例の免除申請のほか、NHK放送受信契約や受信料請求、解約に関することでNHKが行っている障害者への具体的な合理的配慮を全て教えてください。

 

本日、NHK経営企画局より回答が参りました。

【回答】

放送受信料の免除にあたっては、自治体やNHKの窓口にある免除申請書に必要事項を
ご記入いただき、お住まいの自治体で証明を受けたうえでNHKにご提出(郵送)いただくようご案内しています。
今回のお問い合わせを受け、ご相談者様には、NHKオンライン「受信料の窓口」に免
除についての詳しい説明を記載していることをメールでご返信しました。
NHKでは、障害のある方に対する合理的配慮として、お電話での連絡が困難なお客様
からの受信料に関するお問い合わせをFAXとメールでお受けしており、引き続き、お客様の状況に応じて丁寧な対応に努めてまいりたいと考えております。今回のご相談者様が、NHKからの電話または訪問でのご説明をご希望されている場合は、その旨ご連絡いただければ、担当の放送局よりご対応させていただきます。
なお、ケースワーカーの方に代理で免除申請のご対応をいただけるかどうかは、自治
の窓口にご相談いただければと存じます。

参考)NHK受信料の窓口-受信料体系の変更について 受信料免除の申請手続き方法

 

NHK経営企画局からの回答(1/2)

NHK経営企画局からの回答(2/2)


相談者へは回答を共有させて頂きました。

 

公共放送として障害者に対する合理的配慮を行う事は当然です。

障害をお持ちの方から、NHKの対応でお困りであるという相談はこれまでもお受けしています。もしお困りの方がいらっしゃれば、NHKにも是非ご相談ください。

www.syoha.jp