末永ゆかりの日記 (浜田聡参議院議員秘書)

浜田聡参議院議員公設秘書。

【レジ袋有料化】質問主意書に対する答弁が来ました

先日提出した、「プラスチック製買物袋有料化に関する質問主意書」の答弁が来ました。

 

https://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/syuisyo/204/toup/t204010.pdf

 

質問については、過去のブログを参照下さい。

suenagayukari.hatenablog.com

 

答弁にて政府の見解が明らかになりましたが、要点は以下と認識しました。

※以下は答弁より抜粋したものですので、詳細は答弁をご確認下さい。

・プラスチック資源を主立って取り上げた根拠は、平成30年6月19日に閣議決定された「循環型社会形成推進基本計画」において、プラスチックが「資源・廃棄物制約、海洋ごみ対策、地球温暖化対策等の幅広い課題に対応して施策を進めることが必要な素材とされているため

・プラスチック資源以外に問題と考えている資源は、上記「循環型社会形成推進基本計画」においてあげられているバイオマス、金属及び土石・建築材料である

・「生活環境や国民経済を脅かす」とした根拠については、「海洋プラスチックアクションプラン(令和元年5月31日海洋プラスチックごみ対策の推進に関する関係閣僚会議決定)」「地球温暖化対策計画平成28年5月13日閣議決定)」に記載された内容を根拠としている

・世界全体のプラスチック生産量、プラスチックごみの廃棄量に占める日本の割合はいずれも約3%

・日本の海岸に漂着したごみについては、最も多いものはプラスチック製の「ボトルのキャップ、ふた」であり、レジ袋含む「ポリ袋」は各地域で約2%~10%までの割合を占めている

・レジ袋の過剰な使用の抑制等の合理化を図る必要があると考えている(現状の使用度合いが過剰な使用と判断した根拠等の記載はありませんでした)

・どの程度の使用が「適正な使用」なのかについては、記載がありませんでした

・日本のプラスチック問題については「プラスチック資源循環戦略(令和元年5月31日策定)」の重点戦略をもとにしている

 

個人的には、レジ袋有料化にすることで何にどう寄与していくのか、その結果どういう成果に繋がっていく見込みなのか(どういう世界を目指しているのか)が漠然としているのではという印象を受けました。

興味のある方は是非、それぞれのリンク先のページ等も参照下さい。