末永ゆかりの日記 (浜田聡参議院議員秘書)

浜田聡参議院議員公設秘書。

【調査資料】薬価×数量の合計額上位ランキングについて ~薬の負担は結構大きいのではないか~

前回の記事の続きです。

suenagayukari.hatenablog.com

 

 

総務省より、統計法について回答がありました。

【質問内容】

統計法に基づき調査計画の承認を得て行った調査結果について

①公表非公表の判断基準(法令で定めが無い場合、誰がどのように決めるのか等)

②非公表となった場合、非公表の範囲(例えば国政に関する資料として国会議員事務所が閲覧、資料要求できるのか等、非公表の判断理由に沿って異なる場合はその詳細)

 

【回答】

・国が行う統計調査のうち、基幹統計調査の結果については、統計法第8条に基づき公表されます。

・一般統計調査についても、統計法第23条に基づき原則として公表されます。ただし、特別の事情があるときはその全部又は一部を非公表とすることができるとされています。

・非公表とされた場合に、例えば国会議員からお求めがあった場合は、個別に判断されることになると考えられます。

 

▼参照条文

(基幹統計の公表等)

第八条 行政機関の長は、基幹統計を作成したときは、速やかに、当該基幹統計及び基幹統計に関し政令で定める事項をインターネットの利用その他の適切な方法により公表しなければならない。

(一般統計調査の結果の公表等)

第二十三条 行政機関の長は、一般統計調査の結果を作成したときは、速やかに、当該一般統計調査の結果及び一般統計調査に関し政令で定める事項をインターネットの利用その他の適切な方法により公表しなければならない。ただし、特別の事情があるときは、その全部又は一部を公表しないことができる。

 

この回答を受けて、改めて厚生労働省へ下記を質問しています。

【質問内容】

原則統計法上の調査は公開されるもので、各府省の判断で特別に非公表とすることができ、仮に非公表だとしても、国会議員からの求めがあった場合は公表非公表は個別に判断されるそうです。

改めて、お尋ねした薬価×数量の計を非公表とした判断理由と、国会議員事務所からの求めに対しても非公表とした判断理由、それぞれをお示しくださいますでしょうか。

 

厚生労働省に対しては、統計法上の一般統計調査とは別に、実態としていくらかかっているのかについて総額の上位ランキング一覧を頂けないか問い合わせ、現在回答待ちです。

 

また、国会図書館にも薬価×数量の合計額上位ランキングについて調査依頼を出したところ、下記の回答がありました。

資料1 IQVIA医薬品市場統計-売上データー(期間 2022年4月~2023年3月)

資料2 年間スナップショット(薬価基準ベース)2022年4月~2023年3月

資料3 【2022年度 国内医薬品売上高ランキング】「オプジーボ」が「キイトルーダ」抜き初の首位…「タグリッソ」「ベクルリー」など1000億円超

 

厚生労働省からの回答が来ましたら、追ってブログでご紹介したいと思います。