先日、文春オンラインで下記記事が出ました。
BS配信予算問題は、様々に取り上げられ問題になっています。
冒頭の文春オンライン記事によると、NHKの内部資料を入手したとのことです。
このことについて、浜田聡事務所よりNHK経営企画局へ質問いたしました。
【質問内容】
①記事内に記載のある「今年4月19日に秘密裏に開かれた「臨時役員会」」について、開催の実態はありましたか。
https://www.nhk.or.jp/info/pr/rijikai/
↑上記には本年4月19日の議事録がありません。
②「役員会」という名称に関わらず、役員が集まって行った打ち合わせまたは会議等、本年4月19日に行われた会議等の事実があれば議題や出席者等詳細を教えてください。
③上記記事に紹介されている議事録はNHK内部の文書でしょうか。真偽について教えてください。また内部文書であれば同じ文書をpdfで頂きたいです。(資料要求)
先日、NHK経営企画局より回答がありました。
【回答】
NHKにおける重要業務の執行についての審議は、放送法の規定に基づき、 「理事会」で審議し、その議事録は公表しています。一方、役員による情報共有や意見交換などは必要に応じて、随時、行っており、それを通称「役員会」としています。そのため、ご質問のような議事録はありません。
今回の事案については、これまで国会等でもご説明させていただいたように、4月24日の理事会で、調査と業務停止することを決定し、5月15日の理事会で調査結果が報告され、再発防止の検討の指示を出すことを決めるなどしており、その議事録を公表しています。事案の経緯などは、これまでの一連の調査によって、明確に確認しています。
また、今回の事案では、予算・事業計画に基づかない衛星波の同時・見逃し配信に関わる支払いは一切行っていません。放送法に基づき、2022 年度決算については、監査法人による会計監査及び会計検査院による検査を受け、問題は何ら指摘されていません。今年度、当初の設備整備の内容を改め契約と仕様の変更を行い、予算・事業計画の範囲内で整備を進めています。支払いは、契約の変更後に整備の進捗に合わせて行い、最初の支払いは今年の8月となっています。今回の事態を受けて取りまとめた再発防止策に基づき、経営の意思決定におけるチェック体制の整備・強化などを着実に進めており、今回のような事案を 二度と繰り返さないよう、再発防止の徹底を図ってまいります。
文春オンラインの記事にある議事録はNHKの内部文書なのか、内部文書ではないのかはっきりしないと感じたため、この回答を受けて追加質問をいたしました。
【追加質問】
念のため再確認させて頂きたいのですが、文春オンラインが紹介した議事録とされる文書は、NHKの内部文書ではないという事でよろしいでしょうか。
内部文書である事は間違いないが、議事録ではないのか、NHK内部で作成されたものではないのか、念のため確認させてください。
本日、NHK経営企画局より回答がありました。
【回答】
繰り返しになって恐縮ですが、議事録はありません。
また、内部文書として把握しているものではありません。
NHKの内部文書ではないとの事でした。ということは、文春オンラインの記事は出鱈目であるとNHKが主張しているということになります。一部事実があるが、嘘もあるという事なのかもしれません。
NHKに関して疑問等がある方は、お気軽に下記よりお問い合わせください。