早速ですが、私の最近の動きのひとつである「ＮＨＫへの情報公開請求」についてまとめてみたいと思います。
◆ＮＨＫの情報公開のあり方に関する提言
（https://www.nhk.or.jp/koukai/doc/teigen.pdf）より一部抜粋
”ＮＨＫは、放送法に基づき、豊かでかつ良い番組を全国あまねく放送す
ること等を目的として設立された公共放送である。その財源である受信料
については、ＮＨＫの放送を受信できる受信設備を設置したすべての視聴
者から、ＮＨＫが自ら集金する仕組みがとられている。したがって、多様
な視聴者の期待にこたえる放送を実施し、事業活動全般についての理解と
支持を得ることに、ＮＨＫの事業運営の根幹がある。”
つまり、ＮＨＫは公共放送として事業を運営する上で、透明性の確保が必須という事です。
そのためＮＨＫのＨＰに情報公開ページがあります。
このＨＰ内にＮＨＫ情報公開規程（https://www.nhk.or.jp/koukai/doc/kitei.pdf）があります。
この規程に基づき、国民はＮＨＫに対し「開示の求め」をする事ができます。
ＮＨＫから国民を守る党は、ＮＨＫが公共放送として公平に、中立に、本来の役割通り正しく事業運営をして頂くべく、活動しています。
ＮＨＫの情報公開請求をすることで、ＮＨＫが現在行っている事を皆様に公にしていくことで、透明性を高め、ＮＨＫにも襟を正してもらうという効果があります。
ＮＨＫ情報公開規定を読むと、「情報開示」のほか、「情報提供」という定めがあります。
「第２条 この規程において「情報提供」とは、自ら積極的に情報を公開することをいう。」
つまりＮＨＫが積極的に行うものと、国民から請求を受けて開示するものとあります。多くの方が知りたい情報は請求されて開示するのでは無く、ＮＨＫが積極的に情報提供するべきとの考えが読み取れます。私は、公共性の高いＮＨＫだからこそ、透明性の積極的確保という事が求められていると思っています。
「ＮＨＫが「情報提供」していない情報で多くの方が知りたいと考えるのではないかと思うことに対し、積極的に開示の求めを出して明らかにしていこうと思います。
ＮＨＫへの「開示の求め」は、過去にも出しています。
末永ゆかりYouTubeチャンネルでお知らせしていますので、興味のある方はごらん下さい。2019年11月に撮影しています。
こちらの結果もお知らせしています。殆ど不開示だったため「再検討の求め」を出しています。
再検討の求めの結果は、半年以上かかりましたが回答を頂きました。
名古屋市と春日井市で起きた特殊詐欺事件については、別途まとめたいと思います。
先月あたりから、立花党首が情報公開請求を積極的に行っており、私もＮＨＫから国民を守る党として情報公開請求を行いました。
先月と今月で、計27件の開示請求をしています。
記事が長くなりましたので、請求内容については別でまとめたいと思います。
ちなみに、こういった積極的な情報開示は、当然ながら行政機関にも求められています。
◆情報公開制度について
出産後しばらく、夫と一緒に愛知県春日井市に住んでいたのですが
夫が在籍している春日井市議会では、議会の様子すらアーカイブで残しておらず、議事録の公開も会議開催後３ヶ月以上先になるとのことで、インターネット録画配信を求める請願を提出したことがあります。
議会で議論されていることを公にすることは、地方自治・住民自治の観点で重要だと思っているためです。愛知県でインターネット録画配信が実施されていない市は、たった２市。実施しない理由がありません。
◆地方議会・議員のあり方に関する研究会（https://www.soumu.go.jp/main_content/000708970.pdf）より一部抜粋
”議会は住民自治の基盤であり、合議制の住民代表機関として、地域・住民の多様な
意見を反映しながら合意形成を進め、団体意思を決定するという重要な役割を有してお
り、独任制の長にはない存在意義がある。”
総務省ＨＰにもこのようにまとめられたものがありました。
「市議会」というと関心が無い方が殆どかもしれませんが、住みやすい暮らしやすい市を作る上で、とても影響があると私は考えています。
しかし、春日井市議会では、そういった考えの議員は少数派のようで、請願は不採択でした。
今年も同様の請願が出されていますが、賛成したのは夫を含め２議員だけでした。
しかも不採択に対し「異議あり」の声に議長は何故か失笑しています。なぜ笑ったのでしょうか？
ちなみに、今住んでいる東京都北区では当然のように実施されています。
ＮＨＫのみならず、地方議会も透明性の確保は求めていくべきではないかと思います。
最後までお読み下さり、ありがとうございました。
